近所にかれこれ60年くらい営業している昔ながらの銭湯がある。名前…なんだっけ…。
その銭湯へ、婿どのと一緒に行って来た。
銭湯の入り口の下駄箱でもう男女分かれてる。下駄箱は木製。なんでひとつひとつ奥面に丸い穴が空いているのかが謎。なんで?
婿どのと分かれるのが淋しいと思いながらもワクワク感。番頭さんに430円を握らせ、いざ脱衣所へ。
誰もいないわ。お風呂に入っている人はいるみたい。さっさとすっぽんぽんになって、浴場へ。
あ、おばあちゃんだけだわ。三人だけだわ。いきなり平均年齢下げたわ。まずは体を洗わねば。あぁ、おけといすが必要だ。とか思いながらウロウロしてたら、体を洗ってたおばあちゃんに話しかけられた。「奥の列はシャワーがあるよ。」
お礼を言って、シャワー付の蛇口の前に座る。おけを蛇口の下にセット。あつ!!お湯が熱いわ!水で薄めないとこれ掛けられないわ!てかなんでお湯はドバドバでるのに水のほうはダッタダッタなの!?
ふと手前の鏡を見ると、さっきのおばあちゃんが体横に傾けてこっちを見てるわ。大丈夫よ、おばあちゃん。
持参したスポンジで体洗ったり、髪の毛洗ったり。はっ!シャワーは一体どうやって出すんだ!?立ってシャワーのレバーをいじりいじり…。あ、出た。けどぬるっ!
ふと手前の鏡を見ると、さっきのおばあちゃんがまた体横に傾けてこっちを見てる。大丈夫よ、おばあちゃん。だーいじょうぶだって!
体がピカピカになって、いざ浴槽へ。…浴槽が2つあるなぁ。ま、近いほうから…。ふ、深!てか、「あつ!!」
さっきのおばあちゃんがまた話しかけてきた。「そっちは熱いのよ。熱かったら水でうめなさい。」
お礼を言って、そのまま入る。なんだ大丈夫じゃん。おや?やっぱり女湯と男湯は仕切られてるけど、天井はつながってる。柵が低いから背伸びしたら見えそうじゃん。浴槽から上がって、柵の近くで男湯をのぞこうと試みる。
「やっぱ無理ですね。見えませんでした。」
さっきのおばあちゃん 「見えたら大変よー。」
「男湯に婿どのがいるんスよ。」
さっきのおばあちゃん 「そうなの。呼んでみたら?ここから」
「だにゃーーーん!!」
おばあちゃんとのこの会話がきっかけで、色んな話をする(聞く?)。週2回来てるとか、足がのばせるのがいいんだとか、気持ちいいでしょー??とか。おばあちゃんが20年愛用しているマイ”たわし”はとらやの1680円もする本物なんだとか。炭石けんも780円の本物なんだとか。この石けんのおかげで、おばあちゃんの肌はシミがない。
おばあちゃん 「おばあちゃんのたわしで背中流してあげようか?」
「えぇー!!じゃお言葉に甘えて〜」
おばあちゃん 「気持ちいいでしょー。」
たわしってすげえ!スポンジとちがってゴシゴシ圧が気持ちいい。買いにいっちゃおうかな小田急に。
おばあちゃん 「足も好きな部分洗いなさいよ。」
と、たわし貸してくれた。あーたわしにハマりそう。
そそ、浴槽は浅いのと深いのと2つあるのだけど、銭湯通のこのおばあちゃんいわく、お風呂から上がるときに深いほうに入るのがいいんだとさ。
なんか、わかります。最初からこっちに入ったために、体のほてりが早かったわ。
私が浴場にいた40分間、一度も浴槽につかってない(ずっと体洗ってた!?)おばあちゃんにお礼の挨拶をし、浴場を後にした拙者。
いつかあんなおばあちゃんになれるといいなと思いながら、お決まりのコーヒー牛乳を飲んだのであった。
我が家に遊びに来てくれた人と一緒に銭湯でハダカの付き合い…いいなぁ。
今日もだにゃんに「さすが嫁!」と思わせたぜ。(・・)b
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